夏の甲子園

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夏の甲子園大会が今週の水曜日に終幕しました。
仙台育英高校と下関国際高校の決勝で、結果は仙台育英高校の優勝でした。
おめでとうございます。

今大会で私が一番感心したのは、下関国際高校です。
日本中のエリートが集まる大阪桐蔭や仙台育英が優勝した場合、「そりゃあ、優勝するよな」
ぐらいの感想しかないのですが、下関国際高校は、元は部員が1名しかいないような無名の高校だったそうです。

下関国際高校は大阪桐蔭や近江高校を破って決勝に進出していて、まぐれで大阪桐蔭や近江高校のような超強豪校に勝てるわけがないので、ただただ坂原秀尚監督の手腕には感服いたしました。

ビジネスの世界でも、ものすごく恵まれた環境に生まれて100の成果を上げた人と、すごく不利な環境に生まれて20の成果を上げた人がいる場合に、後者の方がすごいなと思うことがときどきあります。

子供の頃に、司馬遼太郎の『国盗り物語』を読んだことがあるのですが、徒手空拳でスタートした斎藤道三は美濃を征服するのに一生を費やしたが、彼が美濃半国の領主の家に生まれていたら、天下を統一していただろうというのが司馬遼太郎氏の見解でした。尾張半国の領主の家に生まれた織田信長は天下の1/3を征服したところで、本能寺の変にあって倒れました。

物事の一面だけではなく、多面的に見ていくと、下関国際高校のすごさが際立つのではないでしょうか。