反セクト法の話

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安倍元首相の国葬が今週の27日に行われたことで、カルトに関するニュースが各メディアでたくさん取り上げられていました。

カルトというと、私が最初に思い浮かべるのは、故谷沢永一氏の『400字で読み解く明快人間史』です。この著書の中で、カルトの起源に関することが述べられています。「働かず労せず楽をしたい」という念願を果たすためにカルトは発明されたとのこと。

馬鹿者が後生大事に持っているパンに、目をつけた空腹の悪智恵男が、これは神様にお供えしましょうね、と騙して取り上げてしまったことがカルトのはじまりなのだそうです。

また、最近ニュースでよく見かけるのが反セクト法を導入するかについてです。これはフランスの法律で、カルトに分類された団体の悪質な活動に規制をかけるためのものです。カルトを識別するために以下の10の基準が定められています。

1 精神的不安定化
2 法外な金銭要求
3 元の生活からの意図的な引き離し
4 身体の完全性への加害
5 児童の加入強要
6 何らかの反社会的な言質
7 公序への侵害
8 多大な司法的闘争
9 通常の経済流通経路からの逸脱
10 公権力への浸透の企て

この10の基準のうち一つでも当てはまっていたら、反社会的団体と認定されるとのことです。(10の基準すべてに当てはまっている必要はないため注意が必要です)

反社会的団体の活動が日本の生産性を低下させている要因にもなっているので、ぜひ反セクト法の制定を政府は実施していただけたらと思います。