新しくご依頼があって、就業規則や規程を確認させてもらうと、ときどき気づくのが、日本語の間違いです。
「規定」と「規程」を間違って使用している会社もたまにあります。
「規定」とは、1つ1つの文章・条文のことです。
そして、「規程」は、1つ1つの規定が集まり、できあがった最終的な文書のことを言います。
間違って使用していないか、まずはあなたの会社の就業規則や規程を確認してみましょう。
以前、ある選挙に立候補された方から手紙が届いたのですが、手紙の末尾が「かしこ」となっていました。その方は男性だったので、ちょっと心配になったのですが、結果は落選。
大人になると、的確なアドバイスをしてくれる人はだんだん少なくなっていきます。地位が高くなるとその傾向はさらに強くなります。
間違った日本語の使用をしていると、思わぬところに落とし穴があるかもしれません。
きちんとした日本語を身につけておきたいものです。