社員を休業させる場合の休業手当の計算方法について

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武漢ウイルスの影響で、社員を休業させる会社が増えています。

社員を休業させる場合の休業手当の計算はどうすればいいかというお問合せも増えています。

休業手当は平均賃金の60%以上支払う必要があります。

月給の場合

月給÷1か月の所定労働日数×休業した日数=月給から控除する金額

平均賃金は休業前3か月間に支払われた賃金の総額を総日数で割ったものとなります。3ヶ月の間に賃金の締切日がある場合は、直前の賃金締切日から起算します。

また、3ヵ月の総日数は労働日数ではなく、休日や欠勤日も含まれます。

なお、休業手当は労働基準法上の賃金扱いとなります。

休業手当の項目を給与明細書や賃金台帳に記載して補償する金額を総支給額に含めます。

4/2現時点では、全日休業した場合が雇用調整助成金の対象となるとのことです。つまり、1時間出社して、残りの時間は早退した人についてはその日は対象となりません。

 

ご参考まで。